2013.12.09
こんにちは、杉山です。
12/7(土)にiJIT上級教育を行いました。
これまで何度かiJITの勉強会を行ってきましたが「上級」では
・現行業務を理解し、iJITをどう提案するか
・ユーザーの課題要望に対する解決策
等の能力向上を目的とする実戦形式としました。
今回は「生産管理業務」の講師として
iJIT導入第1社目であり私自身が担当したトヨタ系部品メーカーをモデルとし、内示、所要量展開、設備負荷、かんばん計算、マスター管理といった機能を課題としました。
内容は、事前に現行業務フロー、課題要望一覧、現行システムの帳票類等の実際の要件定義で使用した資料の一部を配布し、当日セッション形式でヒヤリング+新業務フローの作成といった流れです。
当日の進行については、参加者8名を4名×2チームにして行ってもらいました。
まず全体に対し現行業務フローの説明から始まり、その後一方のチームはセッション、もう一方のチームが資料作成といった形で交互に行い、最終的に新業務フローの発表です。
初の試みだったのでどうなるか心配でしたが、終わってみて良かったことは
・iJITの機能は知っていても導入によりどう変化があるか少なからず理解してもらえた
・要件定義局面を未経験の社員も雰囲気を感じてもらえた
逆に反省点は
・生産管理の中でも課題を絞ったつもりだったが広かった
・そのため発表資料の作成時間が足りなかった
・事前準備の指示を明確にすればよかった
といった感想です。
次回は「販売管理業務」の教育があるので反省点を活かして良いものにしたいです。