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2018.01.18

VR

Blenderで滑らかなオブジェクトを作成する

VRチームの活動の記録が始まりました。
Twitterと連動して、VR開発のノウハウをブログでまとめていきます。

記念すべき第1回は、Twitterのプロフィール画像です。
Twitter のプロフィール画像と言えば『たまご』
そして、私たちはVR開発初心者!
画像は『たまご』に即決。

ということで、Blender で簡単に滑らかたまごを作成しました。
その手順を紹介します。
今回は「オブジェクトを滑らかにする」がポイントです☆


1.たまごのベースを作成

「メッシュ」→「UV球」で球体を作成
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2.たまごの形を整える

球体の上部を選択して、少しずつ伸ばしていきます
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微調整をして・・・たまごが完成しました!
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4.レンダリング

レンダリングを実行すると・・・
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なんということでしょう・・・
まるでミラーボール。たまごの良いところが失われています。

5.★ポイント★ 滑らかにする

滑らかにするには、まずメッシュの分割数を増やします。
メッシュという分割線を増やすことで、曲がる箇所が増えて滑らかにすることが可能です。

オブジェクトを全選択した状態で、スパナのようなマークを選択
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「細分割曲面」を選択
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「ビュー」と「レンダー」という項目の
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数値を上げることで、どんどん細かくなります。
今回は、2倍にしました。
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すると・・・
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少しマス目を感じますが、たまごらしくなりました。

6.★ポイント★ さらに滑らかにする

スムースシェーディングという技術を使用します。
これは、隣り合う2点のポリゴン間を、緩やかな曲線になるように法線ベクトルを求め、光源に対する輝度を調整することで、一見滑らかに見せる技術です。

オブジェクトモードで、対象のオブジェクトを選択した状態で
「ツール」の「シェーディング」で、「スムーズ」を選択
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すると・・・
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ツルッツルのたまごになりました!!

7.テクスチャをつけて完成

egg_vr


VRには、CG作成の技術は欠かせませんね。
次回は、VRの開発ツールとしているUnityからのノウハウを出してみようと思います。

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